【LED電球の選び方完全ガイド】失敗しない!取り替え前に確認するべき5つのポイント

【LED電球の選び方完全ガイド】失敗しない!取り替え前に確認するべき5つのポイント

2019/02/28

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LED電球って白熱電球より高価だし…できれば失敗したくないですよね。

「今使っている白熱電球からLED電球に取り替える場合は何を基準に選べば良いの?」
「新しく買った照明器具にはどのLEDランプを選べば失敗しない?」
「LEDを買おうと思って調べてみたら種類が多くてよく分からない…」

そんな不安を解消すべく、LED電球を購入する前に確認するべきポイントを分かりやすく5つにまとめてみました。
この完全ガイドで電球屋.JPがあなたのLED選びをサポートします!
正しい知識を身に着ければもう怖くありません。快適なLEDライフを送りましょう♪

口金のサイズを確認しよう

口金とは電球をソケットに差し込む根本のネジのようなっている金属部分のことで、「くちがね」と読みます。
口金にはサイズの種類があり、間違えしまうと取り付けることができない事態にもなりえます。

日本国内で主に使われている口金は「E26」、「E17」、「E11」の3種類で、
代表的な「一般電球形」LEDは白熱電球と同じ口金サイズ「E26」です。

E26 E17 E11
E26 E17 E11
口金直径26mm 口金直径17mm 口金直径11mm
一般電球形 小型電球形 ハロゲンランプ形

取り替える際は、まず使っている電球の口金のサイズを確認し同じサイズのものを、新しい器具に取り付ける際は器具の取り付け口に合った口金サイズのLED電球を選ぶようにしましょう。

口金(くちがね)とは?交換前の確認方法や測り方─【電球選びのポイント】口金編

口金サイズの確認方法が分からない方はこちらの口金についての関連記事も一緒に参考にしてみてください。
簡単な口金サイズの測り方などもご紹介しています。

明るさを選ぼう

LEDの「W相当」と「ルーメン(lm)」の違い

LED電球の明るさはルーメン(lm)で選びましょう

LED電球の明るさはの単位ルーメン(lm)で表わされます。

白熱電球の明るさの目安はワット(W)でしたが、厳密にはワット(W)とは明るさを表す単位ではなく消費電力を表す単位のことです。
ワット(W)数が高ければ高いほど消費電力も高くなり明るくなることから白熱電球の明るさを選ぶ基準として使われていましたが、 LED電球の場合は白熱電球に比べてはるかに低い消費電力で同じほどの明るさを実現することができることから LED電球の明るさの指標として「ルーメン(lm)」を表示するよう新ルールが設定されました。

取り替えの際にルーメン(lm)値を参考にしたLED電球の選び方

こちらの関連記事からワット(W)とルーメン(lm)の違いについての更に詳しい解説や、
一般白熱電球、ボール電球、小型電球からLEDに取り替える場合の各ルーメン(lm)参考表をご覧いただけます。

「ワット(W)相当」表記について

白熱電球のルーメン(lm)値を明るさの目安にした表記方法です。
LED電球のパッケージにはルーメン(lm)の他に「ワット(W)相当」表記がされていることも多いので、 取り替え前の白熱電球のワット(W)数を確認して「ワット(W)相当」も参考に選ぶのも良いと思います。

ただし、白熱電球は一般的に全方向に光が放射するのに対し、LED電球は下方向へ光が放射し上・左右方向への光の広がりが弱い形のものが多いので ルーメン(lm)ではなくワット(W)相当だけを基準に選んだ場合は以前より暗く感じてしまう場合がありますのでご注意ください。

ワット数(W)とは─【電球選びのポイント】ワット数(W)編

ワット(W)とは何か、詳しく知りたい方はこちらの関連記事がおすすめです。

光の広がり方(配光)を選ぼう

LED電球には光の広がり方(配光)の種類があり、「全方向タイプ」「広配光タイプ」「下方向タイプ」の3種類あります。
配光角度が広いと明るさが全体に広がるので各方向を均等に照らしてくれます。
配光角度が広い方が優れているということではなく、使用する場所や器具によっては配光角度狭い方が良い場合があります。
取り替えの際は、せっかくなので使用する場所・器具に合った配光角度のLED電球を選ぶのがおすすめです!

全方向タイプ 広配光タイプ 下方向タイプ
光の広がり方260° 光の広がり方180° 光の広がり方140°

全方向・広配光・下方向タイプって何?

こちらの関連記事で「全方向タイプ」「広配光タイプ」「下方向タイプ」の各特長とおすすめの設置場所・器具について詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

光の色も重要です

LED電球には一般的に「電球色」「昼白色」「昼光色」の大きく3種類の色が存在します。

電球色、昼白色、昼光色

最終的に部屋全体の雰囲気を決めるのは、インテリアやおしゃれな小物ではなく照明です!
せっかくなので、ただ今までの色と同じにするだけではなく違う色を選んでみるのも良いと思います。
もちろん好みで選ぶのも良いですが、光の色が人に与える効果は様々です。
あの部屋にはどの色が最適なのか、部屋の用途を基準にした色の選び方もおすすめです。

電球・蛍光灯の色の種類「電球色」「昼白色」「昼光色」について徹底解説!

「電球色」「昼白色」「昼光色」の色の特徴と適した場所・適さない場所を分かりやすくまとめた記事も合わせて参考にしてみてください。

組み合わせる器具も要確認

LED電球は口金が合えばどんな器具でも取り付けて良いというわけではありません。
安全に使用するためにまずは取り付け予定の器具やLEDのパッケージ仕様書をよく確認しましょう。

必ず対応したLED電球を選びましょう

特に下記3点の器具には、必ず「対応」と表記があるLEDを選ぶ必要があります。
非対応のLEDを取り付けると故障やトラブルの原因になるので、取り替えの際には注意が必要です。
「対応」表記がない限り、LED電球のほとんどは対応していないものが多いのです。
事前に取り付ける器具とLEDのパッケージの表記をよく確認しておきましょう。

必ず対応しているLEDを選びましょう

密閉形器具

お風呂などで使われていることが多い全体をカバーで覆っている密閉形器具には、必ず「密閉形器具対応」と表記のあるLEDを選びましょう。
密閉形器具は電球の発熱により熱がこもってしまうことが原因で光が弱くなってしまったり寿命が縮まる、壊れるなどのトラブルに繋がる恐れがあります。

調光機能付き
照明器具

光を強くしたり弱くしたりと明るさを調節できる調光機能付き照明器具には、必ず「調光器対応」と表記のあるLEDを選びましょう。
表記がない限り、LED電球のほとんどは調光器対応ではありませんのでご注意ください。
非対応のLEDを取り付けると故障の原因になったり、最悪発煙の可能性もあり大変危険です。
また、調光器対応のLEDを調光機能がついていない器具に取り付ける場合も寿命が縮まったり故障に繋がることがあるので、 調光機能付き照明器具に調光器対応LED、といった正しい組み合わせで使用するようにしてください。

断熱材施工器具

天井にはめ込むような形でよく廊下などで疲れているダウンライトには注意が必要です。
一見器具は密閉されていないので何でも問題ないように思えますが、実は天井を覆っている断熱材により器具に熱がこもってしまいます。
そのような断熱材施工器具には、必ず「断熱材施工器具対応」と表記のあるLEDを選びましょう。
断熱施工器具かどうかを見分けるために、器具にSマーク(SB、SGI、SG)という目印が表記されています。
断熱施工器具Sマークの種類

チェックする5つのポイントまとめ

  • 1.口金はサイズを確認して取り付け口に合ったLEDを選ぶ
  • 2.明るさはルーメン(lm)を基準に部屋に合ったLEDを選ぶ
  • 3.光の広がり方(配光)は「全方向タイプ」「広配光タイプ」「下方向タイプ」の3種類から部屋・器具に合ったLEDを選ぶ
  • 4.光の色は「電球色」「昼白色」「昼光色」の3種類から好きな色、部屋に合ったLEDを選ぶ
  • 5.「密閉形器具」「調光機能付き照明器具」「断熱材施工器具」には必ず対応と表記のあるLEDを選ぶ

いかがでしたでしょうか?
今回はこれまでのお役立ちマガジンの総集編として、お取り替え前に確認していただきたいポイントを5つに絞ってご紹介しました。
ぜひ今後のLED購入・取り替えの際の参考にしてください。

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